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2020.12.16

整理整頓することの大切さ

皆さんこんにちは!
いつも当ブログをご覧いただきありがとうございます。研究開発部の仲間です。

今年もあっという間に年末です。皆様は、今年やり残したことはありませんか?


私は自宅倉庫でごちゃごちゃになっている、大小さまざまなネジをサイズ別、
素材別に分けるという作業を、必ず今年中に行うと自分に約束しております。

分別用のタッパーも購入し、準備は万全なのですがなかなか作業に取り掛かれません。
整理整頓は気持ちがいいものです。完了した後には、
あの何とも言えない達成感が待っていることは明白です。
何としても今年の内にその達成感を味わいたいものです。


前置きが長くなってしまいましたが、本日は整理整頓の重要性についてお話いたします。
研究とはトライ&エラーの繰り返しなのだ!とよく言われます。
仮説を立て、実験を行い、その結果から新しい仮説を立てて、
また実験を行うという繰り返しで、物事の本質をとらえるように一生懸命努力を行います。
何度も失敗を繰り返していると、
ふと「あれ?このパターンは前回も試したのではないだろうか?」と思う時があります。

そんな時頼りになるのが、「昔の俺」です。実験ノートを見返し、
このパターンは試したのか?その時は何が問題だったのか?
ノートを見返したお陰で同じ失敗をせずに済んだときは、
「ありがとうな。昔の俺。」と夜遅く一人しかいない実験室でぼそっとつぶやいたりします。


ただしこれは、良い例です。悪い例としては、
確かにいくつかのパターンで実験をしたのだけれど結果が書いていない、
肝心な部分の記載が見つからない、そもそも実験ノートが見つからないなんてこともあります。
最悪です。
夜の実験室で一人整理整頓から始めていると「やってくれたな。昔の俺」とぼそっとつぶやいたりします。


研究に限らず、宮古ビデンス・ピローサ加工の製造工程の中では、
温度であるとか時間であるとかを事細かく記録することをルール化しています。

これらの記録は、品質を一定にするためには非常に重要ですし、
もし万が一トラブルが発生した際に、どこまでが正常でどこからかが
異常であるかを判断するために用います。

他にも製造に使用する道具を整理整頓することは、効率的な作業を実行できるだけでなく、
異物混入のリスクを低減することができます。

職場や家庭での年末の大掃除のときには、
整理整頓はきっと「未来の俺」を助けてくれると信じて取り組んでみてはいかがでしょうか?



画像は現在取り組んでおります。抗炎症作用についてのパッチテストです。自分の体が実験台です。



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