なぜ宮古ビデンス・ピローサ®?
~創業者、吉田八束に聞く~
- About -
ビデンス・ピローサという
植物との出会い
10年かけて
世界中を自分の足で...
私は創業以来、世界中を実際に自分の足で巡り、自分で食べて試し、健康に良い天然物を探しました。毒により命が危なくなったこともしばしば…。
そうして、探し始めて10年の月日が流れようとしたとき、ついに「ビデンス・ピローサ」という植物と出会いました。
それは沖縄県のとある島を訪れたときです。
その年は旱魃(かんばつ)が続いて、島中が水不足で困っている状況でした。ある日、500mほどの山の中腹にある小学校のそばを通ったとき、ひび割れたグラウンドの真ん中に、白く美しい花を咲かせる植物が目に入りました。
水の涸れた大地に生き生きと花を咲かせる姿がとても印象的だったのです。
それがビデンス・ピローサ(学名:Bidens pilosa L.和名はタチアワユキセンダングサ)というキク科の植物でした。
ビデンス・ピローサはこの島のみならず、沖縄諸島の至る所、畑の中、道路わき、家の軒下など、わずかな隙間にも青々と生えているではありませんか!
また、沖縄県の宮古島を訪れた際には、強い台風が去った後に海岸に出てみると、強風を受けて潮をかぶったはずなのに、この植物は青々と茂っていたのです。
なんと強い植物なのかと、その生命力に感心しました。
調べてみると、実はこの植物は世界の熱帯・亜熱帯地方で、野菜や民間薬として古くから使われてきた食材であることが分かったのです。
そこで、ビデンス・ピローサで健康食品を作ると決心しました。
なぜ宮古島を選んだの?
理想的な環境の発見!
理想的な環境
の発見!
植物の栽培は環境が大事です。
「ビデンス・ピローサを宮古島で栽培する」と決意するまでに時間はかかりませんでした。
宮古島の特長
・・・
- POINT1
- 最も高い所で標高115mという稀な低地
- POINT2
- 常に新鮮な潮風が島中に吹き、空気がとてもキレイ
- POINT3
- 宮古島はサンゴ礁が隆起してできた島で、ミネラルたっぷりの弱アルカリ性の赤土がある
- POINT4
- 毎日潮風(台風も多数通過)が吹き、紫外線量は東京の約1.7倍と強く、かなり過酷な環境
私は高地もしくは低地の清浄で、かつ、過酷な環境で鍛えられた植物を活用したいと決めていました。宮古島は、そんな私の理想にぴったりだったのです!
宮古島で
ビデンス・ピローサを
育てる・加工する
過酷な環境
だからこそのこだわり
過酷で独特の土壌を持つ島で、生命力の強い植物であるビデンス・ピローサを甘やかさずに育てるという構想はすぐに決まりました。
過酷な環境で甘やかさずに栽培することによって、植物本来の生きていこうとする力をしっかりと引き出し、活かすことが目的です。また、農薬・化学肥料・堆肥などを使用しないため、 その土地の特長(サンゴ由来の赤土)を十分に活かしつつ、宮古島の美しい自然も守れます。堆肥すら使用しないこの独自の発想と栽培方法を、私たちは『活自然農法』と命名しました。
宮古島の特長を活かした栽培方法
宮古島は台風が多く通過する環境のため、寒い2月と、台風が来る時期を避けた3月~7月をメインに、ビデンス・ピローサを栽培しています。
栽培環境と自然環境の両立
土壌のpHを計り、その結果に応じてサンゴの化石を撒くことによって、
ビデンス・ピローサの栽培環境を一定に保てるよう調整しています。
土壌のpHを計り、その結果に応じてサンゴの化石を撒くことによって、 ビデンス・ピローサの栽培環境を一定に保てるよう調整しています。
歴史ある加工方法を現代へ
宮古ビデンス・ピローサとなるハーブを1本1本丁寧に手作業で収穫した後、新鮮なうちに工場へ届け、蒸して練るという独自の加工を行います。
誰にもマネできないこの加工方法は、5年にわたる試行錯誤の結果、何百年も前から存在する野草の加工方法を近代化し、
の良い素材を作るため、編み出しました。
探し求めていた素材と、宮古島という環境、そこへ独自の加工方法が加わり、最高級ともいえる食品素材を作ることができました。私はこの素材を、宮古島の持続可能な地域振興事業になってほしいという願いを込め、 『宮古ビデンス・ピローサ』と命名したのです。
● 独自の加工方法
1本1本
丁寧に手作業で収穫
新鮮なうちに
工場で蒸す・練る